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せーブログ

買物する際にお得かどうか調べちゃうくせに後で同じ事を調べ直してばっかり。なので記録を残す事に。似た状況の人の轍になれれば

災害時の情報収集でSNSのクチコミに踊らされないために

はい、今日は災害時のクチコミ情報の話。どう?最近、クチコミしてる?自分も若い頃なら1日3回クチコミしても元気だったけど今はそんな元気ないかなー。うん、クチコミって単語がエロワードに見えてきたから言ってみただけ。

目次

誤った情報に踊らされて困るのはあなただけではない

以下のような状況に陥るとただでさえ忙しい職員が余計な対応に追われる事になってしまいます。

18日夜からツイッターなどで、熊本市内の避難所が設置されている小学校で「肉100キロを無料で焼きます」といった内容の情報が拡散しました。ところが、実施場所とされた小学校によりますと、炊き出しそのものが決まっていない段階で、情報が投稿され拡散されたとみていて、19日は学校への問い合わせが相次いだということです。職員が「炊き出しはありません」と応じるなど、対応に追われたということです。学校では、情報の発信と共有に当たっては正しい内容を心がけてほしいとしています。


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160419/k10010489171000.html

自分視点では1人の応対なので「困るのは自分だけ」と職員の負担が増えるとは思えないでしょうが100人単位となると相当な手間を増やします。誤った情報に踊らさらる人間が少なければ少ないほど必要な対応が早まるので出来るだけ正しい情報を集めましょう。

「出来るだけ」正しい情報を集めましょう

ここで大事なのは「出来るだけ正しい」という部分です。踊らされない事を重視し過ぎて情報取集で疲弊してしまったら当たり前ですが今度は医療従事者の手間が増えます

クチコミの怪しい魅力

被災者は大勢いるので情報が遅いと支援を受けられなかったり受けられたとしても数時間待つ事になり、誰も後回しにされたくないので素早い情報が欲しくなります。また、災害時には自治体などの公的機関の情報が最も精度が高いですが精度が高いがゆえに「発表が遅いのではないか?」という不安がつきまといます。そこで登場するのが「怪しいクチコミ」です。


「地震で動物園からライオンが脱走した」と言うような悪質なデマを除いてもSNSにはいい加減な情報が飛び交っています。被災地以外の人は余裕があるのだから情報を精査する事も可能なのにしない人が多い。その上さらに本人的には善意のつもりでやっているので厄介です。

海上保安庁による入浴提供は5時間待ち

例えば海上保安庁による入浴提供は4/17から実施されています。初日は待ち時間情報が無いまま終了しているので待ち時間は1時間以内だったものと思われます。それが翌18日には2時間待ち、19日になると4~5時間待ちまでに拡大しています。

お風呂は出来れば毎日入りたいので給水や食料支援と性質が異なります。前日に来た人が今日も来る可能性が高い。そうなると数は累積で増えて行く。それでも18日に2時間待ちで入れていたら19日に4時間待ちで結局入れなかったとしても諦めがつきますが19日に初めて行ったとしたら苦しいはずです。


この入浴提供の例は海上保安庁Twitterをフォローしていれば迅速に対応出来たはずですがそんな知識は普通の人にはありません。私も「入浴提供は自衛隊」という思い込みで全く知りませんでした。

信頼できる災害情報はどこで総括的に得られるか?

まとめようと思ったら既にまとまっていましたがGoogleクライシスレスポンスが良く出来ています。

  • Googleクライシスレスポンス」に集約された情報をチェックする

3.11では地震発生が発生から1時間46分後の16時32分にクライシスレスポンスサイトが立ち上がり、安否確認情報サービスのパーソンファインダーが公開された。ちなみに、今回の熊本地震でも地震発生から1時間半以内にパーソンファインダーの提供が開始されている。2010年1月のハイチ地震で最初に使われたパーソンファインダーは改良が重ねられ、わずかな手順でサービスを開始することができるように工夫されているのだ。


www.newsweekjapan.jp

簡潔にまとまっているなーと思ったらこの方は東日本大震災の時に本を出している方でした。

2011年3月11日、地震発生の数時間後に最初のサービスが立ち上がり、数日のうちにいくつもの災害対応サービスが本格始動していった。その全容を克明にレポート。スピード、組織力、柔軟性…世界最強の情報サービス企業が発揮したその実力のすべて。


まとめ

  • 災害時の情報は公的機関とGoogleクライシスレスポンスを確認しよう

他にも色んなところで有益な情報がありますが多くの人はそんなにたくさんは網羅できないのでこの2点をまずは押さえておくだけで良いと思います。

デマを警告してくれるサービスも登場

デマ情報に対しては、情報の信ぴょう性の判断材料として、矛盾する内容のツイートを同時に検索・抽出し、回答候補のカテゴリーに「矛盾情報あり」というマークを追加する。


熊本で何が不足しているのか、災害関連のツイートをリアルタイムに分析して回答を表示するシステム「DISAANA」 -INTERNET Watch

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