はい、今日はTポイントカード・Pontaカード・Rポイントカードの話。
目次
前回の話を読んで「作ろうかな?」と思った人は次の壁にぶち当たります。
ポイントサービスの種類がありすぎて選べない・全カード持つと邪魔
全部のカードを持ち歩くの大変ですよね。3枚だけど。
- ローソン - Ponta - 100円につき1pt
- ファミリーマート - Tポイント - 200円につき1pt - *1
- サークルKサンクス - Rポイント - 100円につき1pt
nanacoやWAONは別物
あれ?ポイントカードってもっと種類多くなかった?セブンイレブンのnanacoとかイオンのWAONとかは?って思った人。似てるけど別物です。nanacoは「nanacoで支払った時にポイントが入るだけ」でTポイントのように見せるだけで貯まるポイントサービスじゃない。*2
nanaco | nanaco払いでポイントが貰える |
Tポイント | 支払方法を問わず見せるだけでポイントが貰える |
3種類のうち1種類に絞る
nanacoやWAONと違って決済方法に関わらず貰えるポイントなので3枚とも持って全てのポイントを貰うのがベスト。とは言えやっぱり邪魔。1枚に絞りましょう。どのカードにするかですが
「俺はローソン派だからPontaカードにしようーっと!ケンタッキーも良く行くし!」
みたく利用頻度で決めてはダメです。利用額で決める。例えば以下の利用で得られるポイントは全て100ptです。
お店 | 1回の 利用額 |
利用回数 | 利用額 合計 |
受取 ポイント |
|
Rポイント | 大丸 | 10,000円 | 1回 | 10,000円 | 100pt |
Tポイント | ファミマ | 500円 | 40回 | 20,000円 | 100pt |
Tポイント | ニッポンレンタカー | 10,000円 | 1回 | 10,000円 | 100pt |
Ponta | ローソン | 500円 | 20回 | 10,000円 | 100pt |
Ponta | 日産レンタカー | 10,000円 | 1回 | 10,000円 | 100pt |
Rポイント | サンクス | 500円 | 20回 | 10,000円 | 100pt |
大丸で1万円使うとRポイント100円です。これはファミマで500円の買い物40回分に相当します。大丸の1回とファミマの2か月分が同じ。40回カードを出すのと1回出すのとどっちがラクかと言ったら当然1回なわけで。
- それぞれの提携先の中に自分が利用する店があるか?
- その中に利用額が大きい店があるか?
上記の例で行くと
- ファミマで年15,000円利用(500円×30回利用など)
- 大丸を年10,000円利用(10,000円×1回、又は5,000円×2回など)
という人がいた場合、ファミマで使えるTポイントカードを作るか大丸で使えるRポイントカードを作るか悩んで利用頻度の多さからTポイントを選びがちですがTポイントは75pt、Rポイントは100ptでRポイントのが多い。
カード選びの比較
以下の2つを計算して多い方で使えるカードを選ぶ。
- 提携先の中から最も利用頻度の高いコンビニを選ぶ
- そのコンビニの年間利用額をざっと計算する
- 週何回利用するか×4×12×1回の平均利用額=年間利用額
- 年間利用額×還元率=年間獲得ポイント
- 提携先の中から最も利用額の多い店を選ぶ
- その店の年間利用額をざっと計算する
- 年間利用回数×1回の平均利用額=年間利用額
- 年間利用額×還元率=年間獲得ポイント
Pontaカードの提携先
- 百貨店
- なし
- コンビニ
- ローソン(1.0)・ライフ(0.5)
- 飲食
- 大戸屋(1.0)・ケンタッキー(1.0)・ピザハット(1.0)・和民系列(0.5)
- 家電
- なし
- ファッション
- AOKI(0.5)・ホットペッパービューティー(2.0)
- 車
- 昭和シェル(1L)・オリックスレンタカー(2.0)・日産レンタカー(2.0)
- その他
- Edy(0.5)
年間利用額が多くなりそうな店が少ない。AOKIでスーツ買って和民やピザハットをよく利用する人ならPontaかな?レアケースだと三菱東京UFJが住宅ローンを1,000万円以上で10,000Pくれる。コンビニやケンタッキーでPontaカード2,000回見せる労力で得られるポイントが1回見せるだけで貰えちゃう。ホントにレアケースだけど。*3
Tポイントカードの提携先
- 百貨店
- 三越(0.5)・伊勢丹(0.5)
- コンビニ
- ファミリーマート(0.5)・スリーエフ(0.5)・マルエツ(0.5)
- 飲食
- ガスト・ジョナサン系列(0.5)・ドトール(1.0)・エクセルシオール(1.0)・牛角(0.5)・ロッテリア(0.5)・出前館(1.0)
- 家電
- エディオン(0.5)
- ファッション
- 洋服の青山(0.5)・スーツカンパニー(0.5)・ニッセン(0.5)
- 車
- ENEOS(0.5)・ニッポンレンタカー(1.0)・オートバックス(0.5)・得タク(1.0)
- その他
- ウエルシア(1.0)・TSUTAYA(0.5)・ソフトバンク(0.5)
Tポイントは先発なのでやはり対象店舗が多い。還元率は去年から総じて低め。ソフトバンクケータイ利用者は例えば月7,000円だと年420円が貰える。Tカードと携帯番号をひも付けるだけで持ち歩く必要なし。これもクレジット払いならクレジットのポイントは別に付与される。これはファミマ500円の年168回(毎月14回)利用分に相当。
三越・伊勢丹が参戦したけど0.5%なのでRポイントカードの大丸・松坂屋の半分。
Rポイントカードの提携先
- 百貨店
- 大丸(1.0)・松坂屋(1.0)
- コンビニ
- サンクス(1.0)・ポプラ(1.0)
- 飲食
- ミスド・PRONTO(0.5)
- ファッション
- 車
- 出光(1L)・得タク(0.5)
- その他
- ケンコーコム薬局(1.0)
始まって半年足らずという事もあり対象店舗は少ないけど大丸・松坂屋の存在は大きい。コンビニとは利用額が違うので貯まるポイントも多くなる。大丸・松坂屋で年5万ずつ計10万使ったらそれだけで1,000円に。当然クレジットカードで支払えばそっちのポイントは別に付く。これはサンクス500円の年204回(毎月17回)利用で得られるポイントに相当。
Rポイントカードは1年足らずで消滅する?
「ファミリーマート」「サークルK」「サンクス」と3つあるコンビニの店舗ブランドは一本化を軸に検討する。
既に幅広く流通しているTポイントカードを無くすよりはRポイントカードを統合した方が良さそう。単にサンクスでTポイントだけが使えるようになるのかもしれないけど。
我が家で考えると以下
自分はTポイントカード1本で十分な感じ。Tカードに絞ったところで他を寄せる。
- 最寄コンビニはセブンなので変えないが迷ったらファミマにする
- ファミレスはどれも行かないけれど迷ったらジョナサン系列にする
- スーツはどれも買わない店だけど買うとしたらスーツカンパニーにする
- レンタカーやカーシェアの給油はENEOSにする
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*1:知らなかったけど2014年7月から半減してた
*2:「Tポイントカードお持ちですか?」とか「Pontaカードお持ちですか?」はよく聞かれるけど他は聞かれないでしょ?聞かれないカードは別物と覚えましょう。ミニストップでWAON払いをするとWAONポイントが付き、その時にTカードを見せればTポイントも付いちゃうのは別物だからです。これらはまた別の機会にまとめる。予定。
*3:0.1%で少ないしこれを住宅ローンを組む理由にしてはダメだけど該当したのに忘れてたら最初からPontaカード作るんじゃねえよってぐらい損。逆に言えば普段まったく使わなくてもこの時だけ使えば良い
*4:nanacoやセブンカードは別途まとめる。予定
*5:大丸や松坂屋では作れないのでミスドあたりに行った時に作ってくる感じか