せーブログ

買物する際にお得かどうか調べちゃうくせに後で同じ事を調べ直してばっかり。なので記録を残す事に。似た状況の人の轍になれれば

自転車ナビマークの費用対効果は?

自転車が車道を安全に走行できるようにするため、自転車の通行場所を示した白いマークを路面に塗装する作業が東京都内で始まりました。東京・江戸川区西葛西の車道の左側では、自転車に乗る人の姿と矢印が大きく描かれた白いマークを作業員が50メートル間隔で塗装していきました。


車道に「自転車ナビマーク」 NHKニュース

法律では「自転車は車道」だったと思うけど車の往来が激しい地域などでは危険が多いし厳密な線引きはされてなかったはず。ここに来て急に明確な線引きをする事になった背景はモラルやマナーの低下なのか重大事故の増加なのかよくわかってないけれど実際に動き始めてる。自分の住んでるマンション周辺の車道も去年に塗装された。

f:id:kuiperbelt:20120207224247j:plain


小平市の「自転車通行環境整備モデル地区」 - ひねもすポタ暮らし

こちらは小平市の例だけど同じように青く塗られている。近所のみだけど数ヶ月利用してみた感想は以下。

  1. そもそも歩道にゆとりがあるし歩行者も自転車も少ないので別になくても良い
  2. とはいえ車も多くは無いので車道でも全く問題ない
  3. 進行方向を指定されてるので意外とめんどくさい
  4. 車道が狭くなる場所があってそこは塗装ゾーンが途切れてる
  5. 路上駐車の問題


3の進行方向を指定されてるのは思った以上に不便。マンションを出て右に行くと駅なんだけどマンション側の自転車ナビマークは逆方向を指している。横断歩道まで一度逆方向に進んで反対側へと渡ってから駅に向かわなければいけなくて従来より駅までの時間がかさむ。時間がかかるから守りません!守ってられるか!とは思わないけどそう思う人の方が多かったら結局「自転車が車道を安全に走行」という意図通りにならないわけで目的の達成は不可能。あとこれを例えば進行方向だけ従う事にした場合、横断歩道じゃない場所で車道を横断する事になり以前より危険は増してしまう。だから中途ハンパに従うのは悪手で「全部守る(進行方向も横断歩道も)」か守らないなら守らないで「全て今まで通り」にした方がまだマシです。良心がある人ほど中途ハンパな法律遵守でバカを見るのでここ結構重要。


初めて通った時にびっくりしたのが4で三叉路のちょっと手前で青い塗装ゾーンが途切れてる。交差点だから途切れてるんじゃなくて交差点手前で車幅が狭くなっててそれに合わせて突然なくなっているっていう。垣根があるのですぐ歩道には入れず2〜3メートルとはいえ何の塗装もないただの車道(しかもそれまでより道幅の狭い)を走る事になる。「今までも車道だったのだからいいじゃないか」と言われればそうなのだけど「じゃあ最初から青い塗装なんて不要なんじゃない?」ってなっちゃう。全国で似たような場所があるなら問題が起こる可能性が高いよなあ。


5は最近だと駐車違反の取締りが厳しくなったので無いと思われるかもしれないけどまだある。車内に人が乗っていてすぐ移動が出来る状態であれば駐車違反にならないケースがほとんどだと思うけど青い塗装ゾーンに一時駐車している車が「自転車が来たから」と言って移動してくれるほどマナーが徹底しているならそもそも青い塗装も不要なのではないか。


慣れの問題なんだろうけど「自転車は車道!」とはっきり白黒つけるメリットをあまり感じない。結局地域によって運用がまちまちになる、せざるを得ないのであれば効果も不透明。塗装費用をかけてまで今やるべき事なんだろうか。まだテスト段階ですけどね。